忘年会2015 - 2015.12.17
みなさん、こんにちは。今年は暖冬と言われ、弊社のあたりでも12月というのにあまり寒くありません。皆さんはこの時期をどうお過ごしでしょうか。
12月と言えばこの行事に忙しい月ですね。そう、忘年会です。弊社でも12月11日(金)に別府で1泊2日の温泉付き忘年会を開催しました。40名ほどが参加し、「忘年会」の名前の通り1年の苦労を忘れてしまうぐらいみんなでワイワイと楽しく過ごしました。そんな中、偶然にもとてもびっくりする出来事がありました。
なんと隣の宴会場で大分の某サッカーチームの選手の忘年会が行われていたのです。それに気づいた弊社の熱狂的なファン数名は忘年会そっちのけで選手の方との交流を楽しんでいました。来年も楽しく忘年会を行えるように社員全員で奮闘していきたいと思います。
ちなみに私は翌日に由布岳に登る予定で用意までしていったのですが、結局みんなと遅くまで飲み過ぎたせいで山には登れずじまいでした(泣)。
佐藤堅志
上海出張 - 2015.9.24
少し前ですが出張で上海に行ったときの話です。目的は弊社の超硬素材を売り込むためですが、メディアで中国経済の減速や外資系企業の撤退が相次いで報じられている最中、正直行ってもどれだけのことができるだろう?という疑問もあり、かなりの不安と少しの期待を持ちつつ出発しました。
着いてみると予想をはるかに超える大都市で同じ市内の目的地まで車で一時間、行けども行けども道路から溢れんばかりの車と鳴り止まぬクラクション、高層建築物が途切れることが無く第一印象では東京の人口密度で広さは数倍という感じ、上海で車両ナンバーを取得するのに日本円で150万円もかかるとか(大気汚染、渋滞対策で発行が制限されて入札制になっているそうです)、通勤ラッシュ時に上海ナンバー以外の車の高速道路乗り入れが禁止されているとか、日本の感覚では想像し難いことばかりでした。あとで調べて分かったことですが上海市というひとつの市でありながら面積は大分県とほぼ同じで人口は大分県のほぼ20倍にあたる2,400万人、スケールの大きさにただただ驚くばかりです。
滞在期間は4日間で、訪問する前はたっぷりあるつもりでしたが時間の流れは慌しくあっという間に過ぎました。肝心の商売の方は日系企業様との商談会などもあり順調に話が進みまもなくお取引が始まるところです。中国の景気が悪化しているとはいえこの大きな市場を活かし商売を成功させていきたいところです。出張を終えて上海の印象を述べさせていただくと、田舎育ちの私としては生活するには無理を感じますが、ホテルやレストランなどでは意外に日本語が通じるし、出張や観光で訪れるなら比較的短時間で行けて予想外の刺激を得られる面白い場所ですね、というところです。
営業部 田原俊治
機械再生! - 2015.7.30
みなさ〜ん、暑いですね〜 きた! きた!! きた!!!夏です!夏も大好きな永元です!夏の歌と言えば、"世界でいちばん熱い夏/プリプリ" と"夏が来る/大黒摩季"です!そして夏の食べ物と言えば、かき氷とスイカです!かき氷は削る、スイカは切る!今回は「削る」、「切る」をテーマにお送りします!
じつは機械の話です。活用できていない古い機械を「なんちゃって平面研削盤」と「無理やり平面研削盤」に変身、再生させてガンガン使えるようにしてみせます!!
1台目(これで完成)
ベースは当社にあった遊休機械、これはもともと切れ味が悪くなったドリルの先端を研磨して再生する再研磨機械、何年倉庫でほこりをかぶっていただろうか?誰もわかりません。はたして使えるようになるのか?
まずは掃除して専用の台を製作します。作業者にとって便利なちょうどいいサイズ!そして主軸を作りいろいろ使える砥石を装着できるようにします。その他、LED照明、ハンドル、デジタルカウンターを取り付けます。その上ちょっと無理やりですがワークベットを装着し切り粉を回収するフードを製作、取り付けて完成です(本体はかなり小さく仕上がりました)
この機械は今まで人に使ってもらえす寂しかったと思います。さあ、頑張ってもらいましょう!
2台目(完成まであと少し)
このクラスの機械だと、クリープ加工(途中で砥石を止める機構が必要)ができません。もちろんこれが出来る機械は売ってますが価格が…た、たかい。そこで無理やり作ります。
まずは、ハンドルの近くに車で言うシフトレバー(矢印)を付けミッションみたいにギヤを入れます。 ギヤを入れると歯車とモーターが噛み合いテーブルが動き出します。(ニュートラルで手動、ギヤを入れて自動でテーブルが行きたい方向に進む)止めたい所にセンサーを合わせて後はスイッチONで加工開始、速度はインバーターで制御です。
上手く行くといいけど…(ウーン)完成して作業者がウォ−と歓声を上げるか、ア?と言ってハァーとため息を吐くかは今後の楽しみな所です。後者にならない様にしないといけません。
というわけで今回は、「削る」、「切る」機械の再生、リメイクの取り組みをご紹介しました。もとの状態より機能を強化して生まれ変らせることを目指しています。昔の歌と同じく古い機械も味があります。資源もお金も無駄にしないようにしたいですね!
レポーター永元でした
大阪出張の夜 - 2015.6.25
今回は今月初め大阪出張へ行った時の話です。大阪には弊社の親会社があるので、いつもは大阪へ行くとそこの営業部若手と飲み明かすという流れになるのですが、このときは取引先の方から是非一度ご一緒にと声をかけていただき、 社交辞令とは思いつつもついこの言葉に甘えてご一緒させていただくこととなりました。
まずは居酒屋で一杯。店に入るとなんか楽しい雰囲気・・・。阪神タイガースの法被を着た若い大将がおられお客さんみんなが阪神ファンの模様。子供のときから阪神ファンだった私はこの時点ですでにテンション上がり気味です。 いつもは30分はおとなしく飲んでいる自分ですが10分ほどでスイッチが入りいつものように調子に乗り仕舞いには大将に法被を着せられる事態に・・・。
そのあとほろ酔い気分のままあべのハルカスで夜景を堪能しました。今回大阪へ行く楽しみを新たに見つけたので、野球のペナントレースが終わらないうちに次はプライベートで行ってみたいと思っています。
営業部 田原俊治
社内懇親会 - 2015.5.8
この時期恒例行事の社内懇親会が有りました。 ゴールデンウィーク前の5月1日に開催され料理はなんと“焼肉”です。焼肉は2時間の食べ放題ですガンガン焼きます。 私が初めに口にするのは良く冷えたビール。 乾いたのどに流し込み、感動の瞬間!(“その感動をわかちあう”のCMが頭をよぎります) 日中は夏を思わせる日差しで暑かったため、皆さんのどが水分を欲しがっていたのではないでしょうか?仕事終わりのビール最高です。時間が経過するにしたがって徐々に肉を焼くピッチがスローになり話が盛り上がってきます。
このような時でないと食事をしながらのコミュニケーションは中々ありません。この時間を大切にしたいですね。 趣味の話、ゴールデンウィーク予定の話などで盛り上がったのでしょう、仕事の話は少々。 次回の開催を楽しみにしてゴールデンウィークに入りました。
ちなみに私事ですが、気合いを入れて臨んだ釣り大会は滝打ち修業を思わせる位の大雨でした。
レポーターは永元でした。
継続は力なり - ISO9001トップマネジメントレビュー - 2015.4.17
本日(4月17日)、ISO9001のトップマネジメントレビューが行われました。マネジメントシステムのたゆまぬ改善のためにとても重要な作業です。管理部長がプロジェクターを用いて監査結果、顧客からのフィードバック、プロセス状況、品質目標に対する取り組みと結果などを説明し、社長からの評価・見直しがありました。各部署責任者は若干緊張していたようですが、トップマネジメントレビューも今回で22回を数え、皆ある程度慣れてスムーズになったように思います。
早いものでISO9001のマネジメントシステムを取得(2005年3月)してから10年になります。本年はISO9001の規格が変わる年でもありこれまでの道のりを思うとそれなりの感慨もあります。取得当時管理責任者としてバタバタしていたことも思い出します。ISOが目的になってしまうのではなく常に本質を見据えて使いこなしていけば時間とともに継続が力になり、いずれ大きな効果を発揮することになると信じて頑張っています。
長岡新也
県内一周大分合同駅伝大会 - 2015.3.10
昭和34年に第1回大会が行われたという伝統ある県内一周大分合同駅伝大会が第57回にあたる今年も開催されました。大分県内ではとても有名な大会でテレビ、新聞などで大きく取り上げられます。
競技は大分県内を市、郡で16チームに分け5日間で全38区間を競うもので、大分県内をほぼ一周します。 弊社の前の道路ももちろんコースになっており、毎年社員総出で応援をしております。
そしてわが社にも自慢の選手が一人います。焼結部門を担当している石元公明班長です。 宇佐のお隣の豊後高田市のチームに所属しており若いころはエース級でしたが、今は年齢も40歳を超えシニア部門で活躍しています。今年も2区間走り区間7位と13位で健闘しました。仕事をやりながらも朝晩練習をするその努力には頭が下がります。彼曰く野球やゴルフなどと違い、2,3日練習をさぼるとてきめんにタイムが落ちるそうです。
いつまで続けられるかはわからないそうですが わが社の走る広告塔として頑張ってもらいたいものです。 われわれもできる限りの応援をしていきたいと思っています。
徳光俊則
プレゼン会 - 2015.2.13
2015年、私の初アップ記事はあるプレゼン会についてです。当社の事業につき行政関係各方面の方々にご説明する機会があり、社長以下5名で参加してきました。
プレゼン資料の準備期間は1か月しかなく、スタッフの皆さんそれぞれの忙しい仕事の合間を縫っての数十回に及ぶすり合わせは困難なものでした。それでも皆さんの知恵と汗の結晶はとりあえず完成となりました。
当日参加メンバーは車で会場に向かいます。何分初めてで少し緊張した空気が車内を包みます。指定された時間前に"大分県産業科学技術センター"に到着し、控室に案内されます。
社長とスタッフで記念撮影(緊張の為か顔が硬い・・・)
プレゼンスタートです、社長が超硬業界の歴史や超硬そのものについて説明していきます。もちろん私たちにはおなじみの内容ですが、ちょっと違った視点からの話には新たな発見もあり勉強になりました。
次に部長のプレゼンが始まり事業計画や目標達成のための取り組みなどの説明が進行していきます。弊社が力を注いでいる、より高硬度、高強度の新素材の開発に関する話が中心です。これらの新素材のニーズ(川下分野)としては医療、エネルギー、エレトロニクス、航空など幅広い分野を想定しています。中でも医療分野に関してはすでに実績があり、今後も力を注いでいきます。これに関する具体的な例として、 "ボーラス"の製造に使われる切削工具の説明がありました。″ボーラス″とは聞きなれない言葉ですがなんでしょう?これは陽子線治療で陽子線を照射する深さを調整する器具で、患者さんの病巣の形状に合わせて作成して使用します。こんなところで弊社の製品がお役に立っていると思うと嬉しくなります。
いよいよ緊張の質疑応答となりました。(どんな質問が出てくるのだろうと、バクバク物です)ところが、事業計画等の質疑応答はありましたが、プレゼン内容がそれほど技術的な問題に踏み込んでいなかったためか、私たち技術スタッフの出番は結局ありませんでした。(なぜか気持ちほっとしました。)
プレゼン終了後は大分県産業科学技術センター内の見学です。色々な機械があり見たことが無い機械、名前だけ知っている機械など見ることができ、機械好きな私にとってはありがたい時間でした。
今回、何かと不十分な所もあったと思いますが、スタッフ一同いい経験になったと思います。
次回このようなプレゼンがあれば、さらに判り易くしたいですね。
そう思っているレポーター永元でした。
高血圧について - 2015.1.22
私事ですが、高血圧について簡単に書かせていただきます。
人口の三人に一人は高血圧だと推定されています。高血圧になっても痛いとかつらいといった自覚症状がほとんどないため治療を受けているのはその約4分の1にすぎないのが実態です。
私も40歳を過ぎたあたりからじわじわと上がり始め2〜3年前に一度病院へはいったものの3ヶ月ほど通院して直ぐに下がりそれからはほったらかしにしていました。
先日、年明け直ぐに会社の検診がありまして正月に暴飲暴食の不摂生をしたせいか血圧が過去最高の数値を更新しました。何かの間違いかと自宅で毎日計るようになりましたがあまり変りはありません。高血圧を放っておくと、動脈硬化を起こし、やがて脳卒中や心臓病などの合併症病気を引き起こす恐れもあるそうです。これをきっかけに今年は30年間一度もやったことのない禁煙を試みてみようと考えています。皆様もどうかお気をつけください。
田原俊治
2014年度忘年会 - 2014.12.15
2014年度忘年会は温泉地、別府で行いました。有名な観光地ですが、じつは弊社から高速道路を利用して30分の近いところにあります。仕事を少し早めに切り上げ、海沿いのホテルに夕方到着しました。さっそく温泉に入ったり、近くの商業施設で買い物をしたりとみなさん自由に楽しんだ後、お待ちかねの大宴会の始まりです。総勢40名、あちらこちらで笑い声が聞こえにぎやかで楽しいひと時を過ごしました。ベトナム出身の社員2人も素晴らしい?歌声を聞かせてくれ大いに盛り上がりました。もちろん今年もトリは営業の田原次長で尾崎豊になりきり熱唱(もういい迷惑)で幕を閉じました。 2次会はそれぞれ、なんでもござれの観光地のネオン街へ。翌朝、屋上露天風呂から素晴らしい朝日を眺めつつ2015年の九州瑞穂の新たな挑戦に思いを馳せ、来年の忘年会で振り返ったとき満足を感じられるよう頑張らなくては、と決意を新たにしました。
徳光俊則
国際粉体工業展視察 - 2014.12.1
11月26日〜28日に東京ビッグサイトで開催された国際粉体工業展に行ってきました。 私は26日の昼から現地入りし見学をしたのですが、その日の夜から合流する予定であった合金課長は持ち前の力を発揮し、悪天候で飛行機を2時間以上遅らせ宿泊施設に到着したのは日付が変わってからでした。さすが伝説の男は違うなと。(笑) 27日は前日の天候が嘘のような快晴で気持ち良く展示会場に行けました。
話は変わってまじめに仕事の話ですが、今回の出張での私の目的は分析機器などの視察でした。 技術の進歩はすごいもので、これまでは大掛かりな装置が必要であったものが、卓上用のコンパクトなものになり、しかも比較的安価で性能もよかったりと驚かされました。 また、ナノマテリアルを扱っているブースも結構多く、そちらの技術もかなり進んでいるのだなあと実感しました。 これまで蓄積してきた技術も大切ですが、新しい技術を柔軟に受け止めてしっかりと取り込んでいくことも大事であると感じました。 わが社では今期に分析部門を強化するチャンスが訪れました。 そこでしっかりとチャンスを活かし、会社の技術と品質の向上に役立てていきたいと思います。
佐藤堅志
社員旅行で東北めぐり - 2014.11.13
今回の社内トピックは九州瑞穂社員のみんなが待ちに待った2年に一度の慰安旅行です、今年は東北方面、秋田県を皮切りに岩手県から宮城県と楽しみが盛り沢山の旅行となりました。大分空港から秋田まで飛行機を乗り継ぎ到着、空港を出ると "さぶっ!"…北島三郎さんではありません、寒いです。東北に来た〜って感じです。
バスに乗り一路秋田県仙北市の角館武家屋敷に向かいます。ここの河川敷は桜並木で有名みたいですが当然のことながら咲いてません。写真で見るととても綺麗です。町を散策、ガイドさんによるとこの建物は映画"たそがれ清兵衛"で使われたそうです。私にとっては2回見る位好きな映画です。建屋の中には囲炉裏があり日本の風情を感じました。
その日はそのままホテルに行き皆さんと宴会です。和気あいあいとしていてお酒が進みます。
2日目のスタートは"あさ開"さんの酒蔵見学です。工場の入り口には杉玉(酒林)をぶら下げています。
製造方法の説明後試飲です。試飲できる物全てします。最高のひと時です。
酒蔵を後にして次に行ったのは南部鉄器工場、ここでは鋳型で製造していました。職人さん達が手際よく製作しています。まさに顧客が愛着を持てる商品ですね。
動いた後は、昼食です。ここでは名物"わんこそば"です。たぶんみんな初体験でしょう。店員さんの合図で開始!なんとここでドラマが!当社の社員で優勝宣言していた人が有言実行、記録も100杯超え!(100杯超えは横綱と言われています)しかもな、な、なんと110杯です。すごい!どこにその量が入るのって感じです。
食事後は、中尊寺にレッツゴー!中尊寺で出迎えて頂いたのはとても綺麗なガイドさん、ではなく、色とりどりの紅葉、歴史的な建造物とのコラボレーションはFantastic、堂の中外と全てに見とれてしまい与えられた時間はあっという間に無くなってしまいました。
毛毬寺では線香を購入して願い祈ります。(一生懸命火を付ける社員、どんなお願いをしたのだろう?) 見学後は仙台市内へと向かいます、夜ご飯は各自で頂くスタイル、私は牛タンと海鮮系、そして日本酒を頂き充実した夜を過ごせました。
最終日に行ったのは瑞巌寺です。伊達正宗公の菩堤寺となっていました。ガイドさんの説明が詳しくためになりました。足は海に向かいます、さ〜クルージングです、乗った船は速そうな名前、その名も"はやぶさ"、ほどほどのスピードでお願いします。
見ているだけで釣りがしたくなります。潮風を浴びながら"日本三景松島"を遊覧します、海最高!!と叫びたくなりますね。(私だけでしょうか?) 遊覧後は笹かまぼこ焼体験です。焼き方の説明を受け自分たちで焼いてみます。
みんな、ものつくりの職人達、真剣に焼きます。焼いた後はおいしく頂きました。昼食はなんと"海鮮丼"、びっくりです。おいしいい時はみんな静かです。(カニがあったから?)
帰りの道中震災があった場所にバスは向かいます。津波でなにもかも無くなっている所もあり、目をそらしたくなりそうですがこれが現実です、掲示板に「スマイルとうほくプロジェクト」と書いてあり"東北に笑顔を広げ、その笑顔を日本中に届ける"と書いています。とても深く心に残る言葉です。
被災地を見ながら仙台空港に向かう途中、バスガイドさんがアメリカ軍"トモダチ作戦"の話をしてくれました。わずか5日間で空港の滑走路を使用可能にし物資供給ができるようになり、多くの人たちが救われたと思っております、とのことでした。
今回の旅行は、美.食.思いやりの3点が充実した日程でした。九州瑞穂社員一同、同じ気持ちだと思います。また2年後も充実した慰安旅行ができるよう、仕事に頑張っていきたいと思います。
レポーター 永元哲也でした。
新たな焼結炉の導入で一層きめ細かいサービスを目指します - 2014.10.29
おかげさまで最近弊社は以前にも増していろいろな注文をいただくようになっており、品質、納期の面でさらなるお客様のご期待にお応えするために設備の増強が必要になっていました。
そこで今年に入って弊社ではドライCIP機や押出しプレス機など新たな設備を導入したところですが、先日新たに3基の焼結炉が入ってきました。超硬合金はその材種がちがうと同じ炉で同時に焼結できないことが多く、多くの材種のご注文をいただいている場合焼結炉の数が多いほど柔軟な対応が可能になります。
稼働するまでにはまだ一か月ほどかかりそうですが、より一層高品質の製品を迅速に製造してお客様のご要望にきめ細かく対応できるよう努力したいと考えております。
営業 田原俊治
安全管理者の講習会 - 2014.10.8
先日安全管理者の講習会を受けてきました。当初地元大分県での講習に行こうと思ったのですが、タイミング悪く秋の講習が終わったばかりで次は来年とのことでした。それで少し足を延ばし北九州の小倉まで行ってきました。
ここでの講師は業界では有名な方らしく(某陶器メーカーのOBで各地で安全、5Sなどの講演をされているそうです)内容もいろんな例を出し、時には情熱的にまた時にはユーモアを交えながら私達を引きつけて、とても良い講義でした。
とくに印象に残ったのは安全重視と生産は相反するものではないことを示す話です。今から100年以上も前の1906年アメリカのUSスチール社(当時世界最大の製鋼会社)のゲーリー社長は安全管理と生産管理は表裏一体で、安全なくして生産なしと言い「安全第一、品質第二、生産第三」を社是としたそうです。すると災害が減少したことのみならず、生産も従来以上に伸び、品質も著しく向上し、企業は大きく飛躍したそうです。
また、労働安全について端的に表した
「働く人がその日の仕事についた身体の状態のままでその日の仕事を終える。」
という言葉を聞き、なんと素晴らしい表現だろうかと感心しました。
幸いにも弊社は九州で生産をはじめこの26年間大きな事故やケガはありませんが、これに慢心することなくこれからもより一層、安全管理、安全活動に励んでいかなくてはと感じました。
徳光俊則
押出しプレス技術 続報! - 2014.9.29
以前、弊社では押出し技術の確立を目指しているという話を書きましたがその続報です。前回まずは原料が大切であるという話をしましたが、その原料を高品質で安定的に作るため新たな設備が必要であると判断し、加圧ニーダーという混練設備を導入しました。この加圧ニーダーという機械は強制的に上蓋で押さえつけながら原料を練りこむというものでゴムや樹脂の混練によく使用されています。この機械を使用することによって材料を短時間で均一に混練することができます。
実際に使用してみると、原料を混練してくときのトルクはとても強力で怖いぐらいです!作業中は巻き込まれないように十分注意しなくては!完成した原料を見ると以前よりもいい感じに混練されて仕上がっていて、今後の押出し製品の開発のステップアップに期待が持てます。
しかし、いいことばかりと思われたこの機械も思わぬところに大変な点があることがわかりました。それはこのモデルの加圧ニーダーの使用後の掃除が大変面倒であるということです。混練部の隅々まで掃除するのにかなり労力を使ってしまい掃除作業後はへとへとです。今後は掃除の方法を何とか改善していかないといけません。
弊社では押出し技術をこれから早急に立ち上げていかないといけないので、今後も急ピッチで前進するよう日々鋭意研究に努めていきます。それでは次の続報ではどのくらい進捗するか乞うご期待!
佐藤堅志
老眼鏡をかけたら仕事が捗りました! - 2014.8.27
私事ですが、ここ最近新聞が読み辛くなり先日眼鏡屋さんへ行ってきました。
1年ほど前から気づいていたのですが加齢を認めたくない意識も働き、「無理したらなんとか見える」と我慢して眼鏡屋さんへ行くことを先送りしていました。眼鏡屋さんへ行って解ったことですが、老眼状態を長い時間放置していると「肩こり、頭痛、最悪の場合吐き気」といった症状が起こることもあるようです。
本日から新調した遠近両用メガネを使用していますが驚くほど小さい活字がはっきりと見えるようになり仕事が捗っています。イメージしていた古いタイプの境目のある遠近両用メガネとは違い一見しただけではそれが老眼鏡と分からなく早く替えておけばよかったと後悔しています。
どんな人にも老眼は起こり早い人では40歳前後から、平均で45歳くらいになると見え方に何らかの変化が起きるようですので小さい活字が見えにくくなったという方がいましたら見栄を張らずに遠近両用メガネに替えてはいかがでしょうか?
田原俊治
カーオーディオのスピーカー取り付け - 2014.7.29
私事で恐縮ですが、最近車を買い替えたのを機に自分でスピーカーを取り替えてみようと思い立ちました。カー用品店でスピーカーを取り付けると工賃をン万円取られるし、配線は丁寧にやってくれるだろうかなんて心配しなければなりませんが、ネットでスピーカーを購入し自分で取り付けると安いし安心です。日曜の朝に作業開始、前のドアの内貼りは意外とすんなり外せたのですが、ミニバンなので後ろのスライドドアは車体との隙間がなく、かなり苦戦しました。それでも一日奮闘して何とか4ヶ所のスピーカーを取り換えました。そのうえデッドニングという音作りの手法にも挑戦しスポンジをドアの裏側に張りまくりました。ジャジャ〜ン。素晴らしい音の変わりよう!ラジカセからコンサートホールにグレードアップしたような感じで大満足です。
今回この作業をやってみて、カーナビの取り付けネジが盗難防止を考慮した花形の特殊形状のものになっていたりとか、いろいろなことに気づきましたが、一番感じたのは車というのはこんなにもシンプルに組立てられているのかということです。昔の感覚でいろんな部品はネジ止めが主流だと思ってましたが、実際はほとんどピンやはめ込み式で、工場での組立工程はかなり短縮されているのだろうと思います。(ま、はめ込み式なので、取り外すときはかなり勇気を出して力任せに外さなければなりませんが・・・笑)製造業では日々合理性を追求するのが当然とはいえ、さすがだなと思います。私たちもものづくりのプロ、負けてはいられません。まだまだ勉強していきたいと思います。
徳光俊則
バトミントンサークル - 2014.7.18
最近国際舞台でのバトミントンの日本人選手の活躍は目を見張るものがあります。今年5月に行われた国際大会「トマス杯・ユーバー杯」では男子団体は初優勝、女子団体は準優勝。そして、6月に行われた「ヨネックスオープン・ジャパン」では女子ダブルス、高橋・松友組が初優勝しました。ほんとにわくわくしますね。
じつはアウトドア以外の私のもう一つの趣味はバトミントンで、地元のクラブチームに所属して楽しんでいます。まあ、練習量がまだまだ足りないのか(?)試合ではなかなか上位に階級を上げることができませんが(涙)
こんな私ですが社員の運動不足解消とストレス解消のため自分でもバトミントンのサークルを主宰しています。(月2回ほどの活動で、社員以外の地元の方も参加OK。実際に参加されている方がいます。)つい先日も開催しましたが、今年入社したベトナム出身の社員も参加し、みんなで和気あいあいと楽しむことができました。もちろん会社ではいい仕事をすることが第一ですが、こういう活動で社内外の人と交流を深めることも大切で、これがまたいい仕事につながると思います。今後もこのバドミントンのサークルが続いて、多くの人に参加してもらえるとうれしいです。そのうち実業団になるかもしれませんよ!(笑)
佐藤堅志
古い機械を有効に使う方法について - 2014.7.9
こんにちは、機械をいじるのが大好きな永元です。
機械というと最新のものが高性能で使いやすいのは当然ですが、なんでもかんでも新品を買いましょう、というのは誰でもできます。そうではなくて、古い機械でも工夫して有効に使えるものは使い、その分浮いたお金をここぞというところに投じて新しい高性能の機械を買うという、生きたお金の使い方ができるかどうか、そこも腕の見せ所になります。結局はそれが高品質の製品を短納期で安くお客様にお届けすることにつながるわけですからね。
最近弊社の合金工場に中古の平面研削盤とNC旋盤が入りました。そのうち平面研削盤のほうはな、なんと、1979年製です。古いとはいえ昔の機械は頑丈に作られている為、手を入れてやればまだまだ使えます。まず、この時代の機械とういのはフェールセーフがなくて危険なので、テーブル、モーターなどを外し、レトロフィットし、出来る限りのフェールセーフ設計を構築します。
NC旋盤のほうはそこまで古くないのですが同様に、スプラッシュガードなど、外せる所は全て取り、古い油を取り除き、新品のオイル、グリースに交換します、この時気をつけなければならないのは、使用するオイルなどの番手をよく見極めることです。機械の主軸、スライド面など部分ごとに使うべき油の番手が決まっているので、これを間違えてはいけません。一度間違えてしまうともうわからなくなってしまいます。グリースは棒でぐるぐる回すと感触で番手が簡単に判るからいいのですが、オイルの場合は結構難しくて、透明な容器に入れて上下にして気泡を発生させその気泡の上昇スピードを見て番手を判断します。
このように古い機械をいじるときは、生産性を向上させる手法である「設備保全」(機械保全)の一環としての「予防保全」、「改良保全」という考え方を意識します。点検により故障を予測して先回りして故障を防ぐとともに故障が起こりにくいように機械自体を改良してしまうわけですね。かつて私に機械保全を教えてくださった方は、「機械に名前を付けて使うと愛情が伝わり機械が壊れにくくなる」と言われました。実際、そろそろこの機械は引退させようかなと思って整備を後まわしにしたりするとなぜかその機械は壊れたり、アラームが発生したりします。とても不思議ですね。
今回導入した機械にももちろん名前を付けて化粧直しをし、飾り付けをしてから皆さんに大切に使ってもらって、バリバリ働いてもらいたいです。
永元哲也
押出しプレス機の導入について - 2014.4.25
弊社では製品の圧粉体を作るのに油圧プレスやラバープレスなど様々なプレス機を使用しています。そして、技術の幅をより広げるために現在取り組んでいるのが押出しプレス機の導入です。
押出しプレスとはどんなものかと言いますと、その名の通り原材料をところてんのように押し出して圧粉体を形成するプレス方法です。原理としては単純明快ですが、きれいな圧粉体を作るために必要条件がいろいろあります。
その中でまず必要なのが原材料です。超硬粉末に添加剤を加えて混練するわけですが、その配合具合の調整が重要です。原材料が固すぎると押し出せなかったり、反対に柔らかすぎると真っ直ぐにならなかったりということが起きます。そのほかにもいろいろあるのですが、これ以上は企業秘密とういうことでここでは言えません。知りたい方は大分の工場まで私を訪ねてください。(笑)
まあ私もまだまだ分からないことが多く、研究中です。よりよい製品をご提供できるように努力を重ねていきますのでよろしくおねがいいたします。
佐藤堅志
春に新しい仲間を迎えたこと、そして臼杵の石仏のご紹介 - 2014.4.21
こんにちは!桜が大好きな永元です。みなさん花見はされましたか? 桜はあっと言う間に咲きあっという間に散ってしましますね。はかないものですが、満開の桜の前を通りかかると圧倒的な存在感に立ち止まって見とれてしまいます。花言葉が「精神美」というのも納得ですね。
そして春と言えば出会いの季節ですね。九州瑞穂にはベトナムから遠路はるばるやってきた2名が入社してくれました。とても元気ハツラツとした青年達です。新入社員の歓迎会は近くの居酒屋で開かれ和気あいあいで楽しい親睦が出来たと思います。食文化の違いもあり料理の中には口に合わないものもあったようですが、まあ少しずつ慣れていってもらえればと思います。
さて、話は変わりますが前回、石橋を紹介させて頂きました。今回は石工つながりで大分県臼杵市にある石仏をご紹介します。全部で六十数体の石仏が岩盤に彫られています。いわゆる「磨崖仏」ですね。そのうち59体が1995年5月に石仏としては日本初の国宝となりました。じつはこの石仏群は何時から存在するのか、また誰が作ったのか不明なのです。ミステリアスですね〜。だいたい平安時代頃の作ではないかと言われています。
この岩盤は大昔の阿蘇山の大噴火により出来たもので比較的柔らかいため彫刻が容易だったのではないかと考えられています。とはいえ、岩を削る以上ある程度工具が摩耗するはずなので、今なら工具の刃先に弊社の超硬合金製品を提案したいですね。驚くほど持ちますよ〜(笑)
写真は臼杵石仏群の中で最も有名な大日如来像のある古園石仏群です。千年以上人々の営みを見てきた気品あふれる石仏の表情は何を語るのでしょうか。スケールが大きすぎて想像できませんね。ぜひ一度ご覧ください。
大分にはまだまだ色んな所がありますよ〜…きてね!
レポーター 永元哲也でした。
ビジネスリンク - 2014.2.28
先週の話になりますが三菱UFJフィナンシャル・グループ主催の商談会、"第11回 Business Link 商賣繁盛 at INDEX OSAKA" に参加するため大阪へ行ってきました。
前日の夜は大阪出張時の恒例行事、親会社瑞穂工業の営業部若手の面々との梅田での懇親会に全力で参加したのですが、そのおかげで商談会当日はウォーミングアップ十分で普段以上にトークが進み、弊社とお取引いただいた場合どれだけのメリットがあるかご理解いただけるような説明が私なりに存分にできたように思います。
1社様あたり30分の持ち時間で商談数は7回、インターバルがあるとはいえ終わる頃にはさすがに疲労困憊していましたが、それはどちらかというと心地よい疲れ方でした。
今日早速商談させていただいた会社様からお問い合わせがあり、お取引成立とまではいきませんでしたが現在進行中です。すぐに結果が出なくても末永いおつきあいをさせていただければと思います。
鳥居橋について - 2014.1.21
釣り大好き永元がしらしんけん(※)に今回のトイック、じゃなくてトピックをおとどけします。(すみません、英語を勉強しなきゃというプレッシャーにやられてるみたいです)
わが九州瑞穂は大分県の宇佐市院内町にあります。院内は「石橋の町」で有名な所です。数ある石橋の中でも代表格といば、なんといっても鳥居橋でしょう!
恵良川に架かる五連アーチの美しさから「石橋の貴婦人」とも呼ばれ、人気が高い橋です。その橋が弊社の真横にあるんです。なんとすばらしいことでしょう!
この橋は「石橋王」と呼ばれた大正時代の棟梁、松田新之助の傑作のひとつで、設計は松田新之助に高く評価された都留清一郎です。当時の両川小学校(現在は九州瑞穂になっています!)の校庭に実物大の設計図を描いたという逸話も残されています。このあたりは近くに香下神社の鳥居があったことから鳥居原(とりいばる)と呼ばれ、その地名にちなんで鳥居橋と名づけられました。
院内町は古くから「ものづくり」の町で、その歴史ある土地で私たちは「ものづくり」をしています。鳥居橋の気品と風格ある姿を見ると私たちも負けないような製品を作らなければ、と気が引き締まります。近くに来られましたらぜひ工場と清流と石橋をご覧になって下さい。
(※「しらしんけん」とは、大分弁で一生懸命という意味です)
レポーター 永元哲也でした。
2014年鏡開き - 2014.1.13
13日、恒例の鏡開きを行いました。暖かいぜんざいとお雑煮が振る舞われ無病息災を祈願して皆さん美味しくいただきました。
長岡新也
2014年初詣 - 2014.1.6
明けましておめでとうございます。 仕事始めの6日、社員全員で朝一番に会社の前にある香下神社へ恒例の初詣に行ってきました。 昨年にも増してお客様のご期待に応えられるよう全員で頑張りますので本年もよろしくお願いいたします。
田原俊治
2013年度忘年会 - 2013.12.13
先日、2013年の九州瑞穂忘年会を社長、高橋顧問をはじめ総勢41名で大分県南のホテルで行いました。とてもいい天気の中、高速道路を南へ約1時間半、海辺の町へ。シティーホテルなので温泉設備はなく、近くの道の駅の温泉につかってきました。
さて、待ちに待った宴会ですが、海沿いの地域なので魚介類はてんこ盛り、さぞやごちそうを・・・と期待していたのですが、実は、最近の食材虚偽表示問題でメインの伊勢海老は価格が高騰し、また、不漁で品薄状態とのことでコースには出ず、がっかりしました。私たちは、そんなに舌は肥えてないから冷凍でも、輸入品でも出してくれればよかったのに(涙)
ま、でもお酒もまわり、若手社員の出し物も愉快で楽しいひと時を過ごしました。そして、2次会で夜の街に消えていくものもいれば、朝早く、釣竿を持って近くの漁場に釣りに行くものもいてみんなこれで、今年の疲れも吹っ飛び、来年へ向け英気を養ったようです。
徳光俊則