どんど焼き - 2019.2.20

どんど焼きとは、お正月飾りや前年のお札やお守り、破魔矢などを清められた竹などと一緒に燃やす行事です。ここ宇佐市周辺では地区ごとに田んぼの中に高く竹を積み上げ大々的にやるところもあれば、私のところのように近くに住宅が多く用心のため井桁に組んだ護摩炊き方式で行うところもあります。

私の地区では毎年2月14日と決まっており、ご神事のあと餅撒きを行い、夜にどんどの火でそれを焼いて食べれば無病息災と言われております。私らの子供のころは、餅ひろいをしたあと夜遅くまで友達と火のまわりで遊べることが楽しみでわくわくしたものでした。最近では、走り回る子供たちも少なくなり、むしろ我々大人がお神酒と称して遅くまで飲んで楽しんでいます。甘酒なども振る舞われ、素朴ながらみんなでわいわい楽しめる地区の行事です。ものづくりと同じくこういった行事も絶やすことなく若い人たちに受け継いでいってもらいたいものです。

徳光俊則

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