Jのある町にて想う・・・大分トリニータをみんなで! - 2014.2.12

プロ野球もキャンプインしいろいろと盛り上がっていますが、野球の場合フランチャイズがほとんど大都市圏なので、地方にいる我々は生の試合を見たくてもその機会はなかなかありません。その点、Jリーグのサッカーとなるとほぼ各県に1チームはあるようです。

そう、わが大分県にもトリニータという、素晴らしいチームがあります。昨年は、J1というTOPのカテゴリーにいたのですが、シーズンを終え、2勝8分け24敗と散々な結果で最下位。J2に転落。そして、ホーム戦勝ち星なしとの不名誉な記録まで作りました。ただ、全体的にみると全く歯がたたなかったゲームは2,3試合で、あとは、僅差でいい試合をしながらも終わってみれば負けていたということが多かったように思います。大分にはサッカーの神様がいないのでしょうか、それとも休んでおられるのでしょうか・・・

ホームスタジアム「大分銀行ドーム」は国内でも指折りの素晴らしい設備で、相手チームやサポーターの人たちには快適に過ごしていただき、別府、湯布院などの観光地も近いので温泉につかっておいしいものを食べていただき、そのうえ勝ち星まで進呈して気分よく帰っていただき・・・まさに、お・も・て・な・し  のトリニータ。

さて、今年はまたJ2からの出直しですが、まずは財政危機を克服しないと最悪の場合Jリーグ退会になりかねないので、そっちのほうを頑張ってほしいと思います。ゴール裏のサポーターはもちろん熱いけど、われわれバックスタンドのにわかファンもチームがなくなるのだけはなんとしても防ぐべく、できるだけのことをしたいと思っています。レプリカのユニフォームを着たお年寄りの人たちが、杖をついて長い階段を一生懸命上がってくる姿を見ると感動します。この雰囲気、まさに三位一体、地方クラブの神髄ここにありです。この人たちの楽しみを奪わないためにもチーム存続が第一です。

さあ、今年もできる限りドームへ足を運びましょう。    負けるもんか!

写真は、熱気あふれるすばらしいサポーターの様子です。

徳光俊則

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